2025年2月21日

覚え書き

明日は髪を切る

 前回の日記のようにして買った文庫本を、深夜までやっている近所の喫茶店で読んでいます。先週と今週、たまたま二作連続で自動販売機の補充業者の短編だった。

 誰かが階段で降りてくる音を聞いて、階段が木製であること、表面にフェルトが敷いてあること、降りてくる誰かの靴の底が分厚いことが分かったとき、この感覚はいつどこで備わったのだろうと思いました。

 帰りの交差点で信号を待っている間に息が白いかどうかを確かめたら、先週も喫茶店からの帰りに同じ交差点で息の白さを確かめたことを思い出しました。

 先週はもっと白かった。明日は髪を切る。